連日危険な暑さが続いています。当サイトの熱中症コーナーに並ぶ「指数」という数字、気温と何が違うのか気になった方も多いのではないでしょうか。
今日はこの「暑さ指数(WBGT)」について解説します。
気温だけでは、危険は測れない
熱中症の危険度は、実は気温だけでは決まりません。同じ33℃でも、カラッとした33℃と、湿度が高い33℃では、体へのダメージがまったく違うからです。
人間の体は、汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げています。ところが湿度が高いと汗が蒸発できず、体に熱がこもり続けます。「気温はそれほどでもないのに熱中症患者が急増する日」の正体、実はこの湿度なんです。
そこで使われるのが暑さ指数(WBGT)です。気温だけでなく、湿度と、地面や建物からの照り返し(輻射熱)を合わせて計算した、熱中症の危険度を測るための専用の指標です。
特に湿度の影響を大きく(約7割)評価するのが特徴で、単位は気温と同じ℃相当で表されますが、気温とは別物です。当サイトでは気温との混同を避けるため、指数はあえて単位なしの数字で表示しています。
数字の読み方は「28・31・33」
暑さ指数は、次の3つの数字を覚えれば使いこなせます。
・28を超えたら「厳重警戒」。外出時は炎天下を避け、運動は積極的な休憩を。熱中症患者が急増するラインです。
・31を超えたら「危険」。外出はなるべく避け、涼しい室内へ。運動は原則中止です。高齢者の方は安静にしていても危険があります。
・33以上が予測されると、環境省と気象庁から「熱中症警戒アラート」が発表されます。命に関わる暑さのサインです。
ちなみに今日の当サイトの熱中症指数コーナーでも、西日本を中心に「危険」の地点が並んでいました。数字で見ると、暑さを「なんとなく」ではなく客観的に判断できるのが分かるはずです。
当サイトの新機能:あなたの県のアラートをプッシュ通知
このたび当サイトに、熱中症アラートのプッシュ通知機能が加わりました。🌡コーナーで都道府県を登録し、設定画面の「アプリの通知設定」から通知をオンにするだけ。登録した県で暑さ指数33以上(熱中症警戒アラート相当)が予測された日の朝と昼に、スマホへ直接お知らせします。
🌡熱中症指数コーナーの各都道府県には「気温予測」と「指数」を並べて表示しています。気温はそれほど高くなくても指数が高い日こそ、危険な日です。熱中症指数を確認して、この夏を乗り切りましょう。
・エアコンは我慢しない。
・のどが渇く前に水分を。
・屋外では日陰と休憩を。
・高齢のご家族は、「エアコンつけてる?」の電話を。
・少しでも体調の異変を感じたら、医療機関に連絡を!
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【出典・参考】
→ [環境省 熱中症予防情報サイト|https://www.wbgt.env.go.jp/]
暑さ指数(WBGT)の定義・実況と予測データ・熱中症警戒アラートの発表基準
→ [気象庁 熱中症警戒アラート|https://www.jma.go.jp/bosai/information/heat.html]
熱中症警戒アラートの発表状況
暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature=湿球黒球温度)」
「湿球」は濡れたガーゼを巻いた温度計で汗が蒸発できるか(湿度)を映し、「黒球」は黒く塗った球で日差しと照り返しを捉える。
※当サイトの暑さ指数データは環境省提供の情報をもとに30分ごとに自動更新しています。