1920年〜2026年 震度5弱以上 + 世界の主要地震
上のフィルターで絞り込んだ結果が、そのままグラフに反映されます。条件を変えながら見比べてみてください。
どの年に地震が集中したかが分かります。2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震のように、大きな地震が起きた年は余震で件数が跳ね上がります。1902年から125年分あるため、横にスクロールしてご覧ください。
震度が1段階上がるごとに件数は大きく減ります。震度7は全期間でわずか8件。(旧)は1996年9月以前の、弱・強の区分がなかった時代の記録です。
地震に季節性はないとされています。棒の高さがおおむね揃っていれば、特定の月に偏っていないことの裏づけになります。件数の少ない条件では偶然の偏りが出やすい点にご注意ください。
新月と満月に地震が増えるという説があります。ただし各区分の日数幅は均等ではないため、件数そのものではなく「1か月に占める日数の割合」と比べて判断してください。幅が広い区分ほど件数が多くなるのは当然です。
マグニチュードが0.5上がるごとに件数はおよそ数分の1になります。これは世界中で成り立つ経験則(グーテンベルク・リヒター則)です。
どの地域で揺れが多いかを示します。プレート境界に近い太平洋側と、活断層の密集地帯が上位に来ます。海外は国名で集計しています。
規模の大きさと被害の大きさは必ずしも一致しません。発生時刻、震源の深さ、津波の有無が死者数を大きく左右します。
地震発生日の太陽黒点数を帯ごとに集計しました。ただし「その黒点数だった日数」自体が帯ごとに違うため、件数をそのまま比べても意味がありません。薄い棒が日数から計算した期待件数で、濃い棒が実際の件数です。両者が揃っていれば関係なし、離れていれば偏りがあることになります。
地震発生日の地磁気活動を、その日の最大Kp指数で分類しました。黒点数のグラフと同じく、薄い棒がその状態だった日数から計算した期待件数、濃い棒が実際の件数です。Kp5以上がNOAAの定義する地磁気嵐(G1〜G5)にあたります。
浅い地震ほど地表の揺れが強くなります。深さ100kmを超える深発地震では、震源の真上より遠方が強く揺れることがあります。
このサイトの取扱説明と、イラストで学ぶ地震のしくみ
1902年から2026年までの124年分・737件の地震を地図上にまとめたものです。できることは大きく4つあります。
| できること | 使う場所 |
|---|---|
| 条件を決めて地震を探す | 画面上部のフィルターと震度チェック |
| 1件ずつ詳しく見る | 地図のマーカー/一覧/ドロップダウン |
| 傾向をグラフで確かめる | 「📊 統計グラフを表示」ボタン |
| 地震のしくみを学ぶ | メニュー内の各解説ページ |
画面上部に2段のフィルターがあります。上段の8つは選ぶとすぐ反映され、震度のチェックだけは「🔍 検索」ボタンを押してから反映されます。
上段:8つのプルダウン
| 📍 地域 | 日本国内か海外か |
|---|---|
| 📊 M | マグニチュードの下限(M5.0以上など) |
| 🗾 地域名 | 都道府県。北海道から沖縄へ地図どおりの順。海外は国名で末尾にまとまる |
| 📅 年 | 1902年〜2026年 |
| 📆 月 | 1月〜12月 |
| 🌙 月相 | 新月から下弦後まで8区分 |
| ☀️ 黒点数 | その日の太陽黒点数。6段階+データ未取得 |
| 🧲 磁気嵐 | その日の地磁気活動。「嵐あり(Kp5以上)」でまとめて絞れる |
下段:震度のチェックボックス
5弱・5強・6弱・6強・7・海外から複数選べます。何もチェックしなければ全件が対象です。選んだあと「🔍 検索」を押してください。
条件をすべて消したいときは「条件リセット」を押してください。
マーカーの色と大きさ
丸い印が1件の地震です。色は震度、大きさは震度の強さを表します。右下の「⚡ 震度の色」で対応を確認できます。ひし形の印は海溝型の歴史地震です。
重なったマーカーを開く
同じ場所で何度も地震が起きているため、マーカーは数字入りの丸にまとめられています。クリックすると拡大し、完全に同じ座標のものは放射状に展開されて1件ずつ選べます。
ポップアップに出る情報
地図の上に4種類のレイヤーを重ねられます。チェックを入れると表示されます。
| 🔻 活断層 | 日本周辺の687本。線をクリックすると断層名と種別が出る |
|---|---|
| 🌐 プレート境界 | 世界のプレート境界。海外の地震がこの線上に並ぶのが分かる |
| 📜 海溝型の歴史地震 | 南海トラフ・千島海溝・日本海溝の33件。ひし形で表示 |
| 🔶 想定震源域 | 3つの震源域の範囲。タップすると30年確率が出る |
凡例を畳む
レイヤーをONにすると地図の左下に凡例が出ます。見出しをタップすると畳めます。右上の「凡例を畳む」ボタンで左右まとめて開閉できます。開閉の状態は次に開いたときも保たれます。スマホでは最初から畳まれた状態で表示されます。
探し方は3つあります。
1. ドロップダウンから選ぶ
地図のすぐ上にある「📋 地震を選択」です。検索結果の全件が新しい順に並びます。選ぶと地図が自動で移動し、まとまっていたマーカーも展開されてポップアップが開きます。
2. 一覧から選ぶ
グラフの下にあるカード形式の一覧です。クリックすると同じように地図へ飛びます。最初は100件表示で、「さらに100件を表示」または「すべて表示」で増やせます。
3. 地図から直接探す
地域が分かっているときは、地図を拡大してマーカーをクリックするのが早いです。
「📊 統計グラフを表示」を押すと10種類のグラフが出ます。グラフは絞り込みの結果に連動します。条件を変えるとその範囲の統計になります。
横幅の調整
年別グラフは125年分あるため、画面が狭いと横スクロールになります。グラフ欄の上の「−」「+」で60%〜450%に拡大縮小でき、140%以上にすると全年のラベルが表示されます。
| 🔄 再読込 | 最初の状態に戻す |
|---|---|
| 🖨 印刷 | 表示中の内容を印刷・PDF保存する |
| 🌓 テーマ | 明るい表示と暗い表示を切り替える。地図も一緒に暗くなる |
| ☰ メニュー | 解説ページや関連サイトへのリンク |
テーマの設定と凡例の開閉状態はブラウザに保存され、次回も引き継がれます。
主な出典
防災上の判断をされる際は、必ず気象庁や自治体の公式発表をご確認ください。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 地図が表示されない | インターネット接続をご確認ください。地図の画像は通信で取得しています |
| 検索しても0件になる | 条件が厳しすぎます。「条件リセット」を押してやり直してください |
| マーカーが押せない | まとまった丸を一度クリックすると展開されます。それでも重なる場合はドロップダウンから選んでください |
| グラフの文字が読めない | 「+」で拡大するか、横にスクロールしてください |
| 動作が重い | 一覧を「すべて表示」にしていると重くなります。再読込すると100件表示に戻ります |
地震は、地下の岩盤に長い年月をかけて力がたまり、耐えきれなくなった岩盤がある面に沿って一気にずれ動く現象です。このずれた面を断層、ずれ動いた時に発生する振動が地面に伝わったものが地震波です。
よく「地面が割れて地震が起きる」と言われますが、順序は逆です。岩盤が壊れた結果として揺れが起き、その揺れが地震波として四方に広がります。
地球の表面はプレートと呼ばれる十数枚の硬い岩板で覆われ、それぞれが年に数cmの速さで動いています。日本列島は4枚のプレートがぶつかり合う世界でも稀な場所にあります。
| タイプ | 起きる場所 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|---|
| ①海溝型 (プレート境界型) | プレートの境界面 | M8〜9の巨大地震になりやすい。津波を伴う。繰り返し周期は数十〜数百年 | 東日本大震災、南海トラフ地震 |
| ②スラブ内地震 | 沈み込んだ板の内部 | 深いため揺れは広範囲に。深発地震は遠方で強く揺れる「異常震域」を生む | 2026年コロンビア地震(深さ110km) |
| ③内陸型 (直下型・活断層型) | 陸のプレート内部の浅い場所 | M7程度でも真上は壊滅的。繰り返し周期は千〜数万年 | 阪神・淡路大震災、熊本地震 |
一連の地震活動のうち最も規模が大きいものを本震、その後に続く小さな地震を余震、本震より前に起きていた地震を前震と呼びます。ただし前震かどうかは後から振り返って初めて分かるため、揺れた直後に「これが本震だ」と判断することはできません。
気象庁は2016年以降、「余震」という言葉が油断を招くとして、「地震活動」「同程度の地震に注意」という表現を使うようになりました。
混同されがちですが、この2つは測っているものが違います。
| マグニチュード(M) | 震度 | |
|---|---|---|
| 何を測る | 地震そのものの規模(放出エネルギー) | その場所での揺れの強さ |
| いくつある | 1つの地震に1つ | 観測点の数だけ |
| 単位 | 対数(目盛りが1増えると約32倍) | 10階級(0〜7) |
マグニチュードのエネルギー比
気象庁震度階級(10階級)
| 震度 | おおよその状況 |
|---|---|
| 5弱 | 棚の食器が落ちることがある。恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる |
| 5強 | 固定していない家具が倒れることがある。補強されていないブロック塀が崩れる |
| 6弱 | 立っていることが困難。耐震性の低い木造建物は倒壊するものがある |
| 6強 | はわないと動けない。耐震性の低い木造建物は傾くか倒壊するものが多い |
| 7 | 耐震性の高い建物でも傾くことがある。揺れに翻弄され、自分の意思で行動できない |
水を多く含んだ砂の地盤が強い揺れを受けると、かみ合っていた砂粒がバラバラになり、地盤全体が液体のように振る舞います。これが液状化現象です。
起きやすい場所
建物が傾いたり沈んだりするほか、軽い下水管やマンホールが浮き上がって突き出す被害も起きます。地面から砂混じりの水が噴き出す噴砂が典型的な痕跡です。
断層を語るとき、まず断層面をはさんだ2つの岩盤を区別します。
引っ張る力(張力)を受けて、上盤がずり落ちる断層です。地殻が横に引き伸ばされる場所にできます。
日本列島は全体としては東西から押される場(圧縮場)にあるため、正断層型の内陸地震は逆断層型に比べて少なめです。ただし東日本大震災の後、東北地方では力のかかり方が変化し、正断層型の地震が増えました。
押し合う力(圧縮)を受けて、上盤がのし上がる断層です。日本の内陸地震で最も多いタイプで、活断層687本中287本を占めます。
代表例
断層をはさんで向こう側の岩盤が右へずれる断層です。上下の動きはほとんどなく、水平にすれ違います。
代表例
横ずれ断層は断層面がほぼ垂直なため、地表にまっすぐな断層線が現れやすく、道路・畦道・河川が食い違う形で観察できます。
右横ずれの逆で、向こう側の岩盤が左へずれる断層です。
代表例
日本では右横ずれに比べて数が少なく、活断層687本のうち78本です。
海のプレートが陸のプレートの下へ沈み込む境界面そのものが、傾斜の非常に緩い巨大な逆断層になっています。面積が桁違いに広いため、M9クラスの超巨大地震を起こせるのはこのタイプだけです。
発生のしくみ
代表例
活断層とは、およそ過去数十万年以内に繰り返し活動し、将来も活動する可能性がある断層のことです。単に「昔ずれた跡」ではなく、次の地震の候補地という意味を持ちます。
震源から出る地震波には、性質の異なる2つの実体波があります。
| P波 | S波 | |
|---|---|---|
| 名前の由来 | Primary(最初の) | Secondary(2番目の) |
| 波の種類 | 縦波(疎密波) | 横波(ねじれ波) |
| 速さ | 約 5〜7 km/秒 | 約 3〜4 km/秒 |
| 揺れの向き | 進行方向と同じ | 進行方向と直角 |
| 体感 | カタカタ(初期微動) | グラグラ(主要動) |
| 通れる場所 | 固体・液体・気体すべて | 固体のみ |
| 被害 | 小さい | 大きい |
S波が液体を通れないという性質から、地球の外核が液体であることが分かりました。地震波は地球内部を調べる「レントゲン」でもあるのです。
P波が到達してからS波が到達するまでの時間を初期微動継続時間(P-S時間)と呼びます。
P波の方が速いため、震源から遠いほど2つの波の到達差は開きます。これを利用した経験則が大森公式です。
3つ以上の観測点でこの距離を求め、それぞれを半径とする円を描くと、交点として震央の位置が決まります。気象庁の震源決定もこの原理を発展させたものです。
P波・S波が地球内部を通る実体波であるのに対し、地表付近だけを伝わる波を表面波と呼びます。実体波より遅れて到達しますが、減衰しにくく遠方まで届くのが特徴です。
表面波は周期が長いため、次に説明する長周期地震動の主役になります。震源から数百km離れた場所でも、ゆっくりした揺れが数分間続くことがあります。
周期の長い(おおむね2秒以上、特に数秒〜十数秒)ゆっくりした揺れを長周期地震動と呼びます。M7を超える大きな地震で発生し、遠く離れた場所まで届くのが特徴です。
なぜ高層ビルで危険なのか
建物には揺れやすい固有の周期(固有周期)があります。低層の木造住宅は約0.3秒と短いのに対し、超高層ビルは数秒〜十数秒と長い。ここに同じ周期の波が来ると共振が起き、ブランコを押すタイミングが合った時のように揺れが増幅されます。
長周期地震動階級(気象庁・4階級)
| 階級 | 人の体感・行動 | 室内の状況 |
|---|---|---|
| 1 | 室内の人のほとんどが揺れを感じる | ブラインドなど吊り下げ物が大きく揺れる |
| 2 | 室内で大きな揺れを感じ、物につかまりたいと感じる | キャスター付き什器がわずかに動く |
| 3 | 立っていることが困難になる | キャスター付き什器が大きく動く。固定していない家具が移動 |
| 4 | 立っていることができず、はわないと動くことができない | キャスター付き什器が大きく動き、転倒するものがある |
緊急地震速報は、地震そのものを予知しているわけではありません。すでに起きた地震の速いP波を検知して、遅いS波が来る前に知らせる仕組みです。
流れ
鳴ったら数秒でできること
駿河湾から日向灘にかけて、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下へ沈み込む境界で起きる地震です。684年の白鳳地震から1300年以上の記録が残る、世界でも稀な観測史を持つ震源域です。
| 想定規模 | M8〜M9クラス |
|---|---|
| 30年確率 | 60〜90%程度以上(すべり量依存BPTモデル)/ 20〜50%(BPTモデル) |
| 前回から | 昭和南海地震(1946年)から約80年 |
発生パターンの特徴
北海道の東方から千島列島に沿って、太平洋プレートが沈み込む境界です。文献記録は江戸時代以降しかありませんが、北海道東部の湿原に残る津波堆積物から、それ以前の超巨大地震の存在が明らかになりました。
| 想定規模 | M8.8以上(17世紀型)、根室沖 M7.8〜8.5程度 |
|---|---|
| 30年確率 | 超巨大地震(17世紀型)7〜40% / 根室沖 70%程度 / 色丹島・択捉島沖 60%程度 |
| 前回の超巨大地震 | 17世紀(約400年前) |
なぜ注目されているのか
千島海溝の南に続き、房総沖まで延びる震源域です。千島海溝と連続しているため、国は「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震」として一体で対策を進めています。
| 想定規模 | M7〜M9クラス |
|---|---|
| 30年確率 | ほぼ0〜70%(領域により異なる) |
3つのタイプが混在する
| 南海トラフ | 千島海溝 | 日本海溝 | |
|---|---|---|---|
| 沈み込むプレート | フィリピン海 | 太平洋 | 太平洋 |
| 記録の長さ | 約1300年(684年〜) | 文献は約180年 堆積物では約6000年 | 約1150年(869年〜) |
| 繰り返し間隔 | 約90〜150年 | 約340〜380年 (超巨大地震) | 領域により様々 |
| 前回からの経過 | 約80年 | 約400年 | 約15年(M9) |
| 最大級の例 | 1707年 宝永地震 M8.6〜9.3 | 17世紀型 Mw8.8以上 | 2011年 東北地方太平洋沖 M9.0 |
読み取れること
断層面のうち、普段は強く固着していて、地震時に一気に大きくずれる領域。ここが破壊されると強い地震波が出るため、被害を左右する重要な部分。
震源から遠い場所の方が震度が大きくなる現象。沈み込んだ海洋プレート(スラブ)は地震波を伝えやすいため、深発地震では震源の真上より数百km離れた地域が強く揺れることがある。
傾いた断層面の上側にのる岩盤が上盤、下側が下盤。上盤が下がれば正断層、上がれば逆断層。
水を含んだ砂地盤が強い揺れで液体のように振る舞う現象。建物が傾き、地中の管が浮き上がる。埋立地や旧河道で起きやすい。
地震の横波。速さ約3〜4km/秒。進行方向と直角に揺れ、被害の大半をもたらす主要動。固体しか伝わらない。
気象庁が地震計の振幅から算出する日本独自のマグニチュード。速報性に優れるが、M8付近で頭打ちになる傾向がある。
地震モーメントから求めるマグニチュード。巨大地震でも頭打ちにならず、国際的な比較に使われる。
初期微動継続時間から震源距離を推定する経験則。震源距離(km)≒8×初期微動継続時間(秒)。明治期の地震学者・大森房吉による。
海洋プレートが沈み込む場所にできる細長い深い谷。日本海溝、千島海溝、伊豆・小笠原海溝など。水深6000mより浅いものはトラフと呼ぶ。
プレート境界で起きる地震。M8〜9の巨大地震になりやすく、津波を伴う。数十〜数百年の周期で繰り返す。東日本大震災、南海トラフ地震など。
過去数十万年以内に繰り返し活動し、将来も動く可能性がある断層。日本に2000以上あるが、未知のものも多い。
人工衛星のレーダーで地表の変動を捉える技術。地震前後の観測を比較し、どの断層がどれだけ動いたかをcm単位で可視化できる。
速いP波を検知し、遅いS波が到達する前に強い揺れを知らせる仕組み。震源が近いと間に合わないことがある。
押し合う力で上盤がのし上がる断層。日本の内陸地震で最も多い。山地を作る力でもある。
明確な本震がなく、同程度の規模の地震が長期間続く活動。火山地域や、2020年以降の能登半島北東部などで見られる。
震度計が算出する連続的な数値。これを区切って震度階級に変換する。例えば計測震度6.5以上が震度7。
地震波が伝わるうちに弱まること。震源から遠いほど揺れが小さくなる主な理由。表面波は減衰しにくい。
プレート境界でしっかりくっついてひずみをためている領域。ここが剥がれると巨大地震になる。
建物や地盤が最も揺れやすい周期。木造住宅は約0.3秒、超高層ビルは数秒〜十数秒。地震波の周期と一致すると共振して揺れが増幅する。
同じ断層でほぼ同じ規模・同じ場所の地震が繰り返し起きるという考え方。長期評価の基礎になっている。
揺れの激しさを示す指標。単位はgal(ガル)。瞬間的な鋭さを表すが、必ずしも被害の大きさとは一致しない。
地面が動く速さの最大値。単位はkine(カイン)またはcm/秒。建物被害との相関が加速度より高いとされる。
傾斜が45°より緩い逆断層。低角逆断層とも。沈み込み帯のプレート境界は典型的な衝上断層。
P波による最初の小さな揺れ。カタカタという揺れ。この後にS波の大きな揺れが来る。
P波到達からS波到達までの時間。長いほど震源が遠い。大森公式で距離を推定できる。
震源の真上にあたる地表の地点。ニュースの地図で×印が示される場所。
観測点から震央までの水平距離。
岩盤が壊れ始めた地下の点。巨大地震では実際にずれた範囲は広く、震源はその開始点にすぎない。
実際にずれ動いた断層の広がり。M9級では長さ数百kmに及ぶ。
観測点から震源までの直線距離。
その場所での揺れの強さ。気象庁震度階級では0〜7の10階級(5と6は強弱に分かれる)。観測点ごとに異なる。
揺れの加速度を計測し、計測震度を自動算出する装置。全国に約4400か所設置されている。
断層の面積・ずれた量・岩盤の硬さの積で表される、地震の物理的な大きさ。ここから求めるマグニチュードがMw。
沈み込んだ海洋プレート(スラブ)の内部で起きる地震。深いため揺れが広範囲に及び、異常震域を生みやすい。
断層面上でずれた量。すべり量とも。M7級で数十cm〜数m、M9級では数十mに達する。
タンク内の液体が長周期地震動で大きく揺れる現象。石油タンクでは溢流や火災の原因になる。2003年十勝沖地震で被害が発生。
引っ張る力を受けて上盤がずり落ちる断層。海嶺や大地溝帯で見られる。日本では東北地方の一部など。
建物被害の判定区分。全壊は住家の損壊が甚だしく補修では元に戻せない状態、半壊はその程度が全壊に至らないもの。り災証明の基礎になる。
断層線が地表を走る方位。「北東-南西走向」のように表す。傾斜・すべり角と合わせて断層の姿勢を決める。
地下の地震波の速さが異なる層構造。軟らかい表層では波が遅くなり、振幅が増幅されるため揺れが大きくなる。
耐震=骨組みを強くして耐える。制振=ダンパーで揺れを吸収する。免震=積層ゴム等で建物を地面から切り離す。免震は長周期地震動には不利な場合もある。
岩盤がずれ動いた面。地震はこの面がずれることで発生する。
政府の地震調査委員会が公表する、今後30年以内の地震発生確率。活断層や海溝型地震ごとに評価されている。
周期2秒以上のゆっくりした揺れ。遠方まで届き、超高層ビルや石油タンクと共振して大きな被害を生む。気象庁は階級1〜4で表す。
海底の上下変動で海水が押し上げられて生じる波。水深が浅くなるほど波高が増す。横ずれ断層では起きにくい。
海溝より浅く緩やかな海底の凹地。南海トラフ、相模トラフなど。プレート境界であることに変わりはない。
向こう側が左へずれる断層。糸魚川-静岡構造線の一部や、トルコの東アナトリア断層など。
地表付近を伝わる波。ラブ波とレイリー波がある。減衰しにくく、長周期成分を多く含む。
地震の縦波。速さ約5〜7km/秒で最も速く到達する。進行方向に振動し、被害は小さい。緊急地震速報はこの波を検知している。
地表に現れていない地下の断層。存在が知られていないため、突然大地震を起こすことがある。
液状化で地下の砂混じりの水が地表に噴き出す現象。液状化が起きた明確な証拠になる。
地球表面を覆う十数枚の硬い岩板。年に数cm動いており、境界で地震が多発する。日本は4枚が接する世界的にも稀な場所。
一連の活動で最大のものが本震、後に続くのが余震、前に起きていたのが前震。前震かどうかは後からしか判断できない。
地震そのものの規模。1増えるとエネルギーは約32倍、2増えると約1000倍。1つの地震に1つの値。
断層をはさんで向こう側が右へずれる断層。中央構造線が代表例。どちら側から見ても「向こうが右」に見えるのが特徴。
通常より極端に遅く断層がずれる現象。スロースリップとも。揺れを感じないが、巨大地震との関連が注目されている。
余震が分布する範囲。本震でずれ動いた震源域とほぼ一致するため、震源域の推定に使われる。
表面波の一種。地面が水平方向に蛇行する。建物の土台をねじるように揺らす。
表面波の一種。地面の粒が楕円を描いて動き、上下動を伴う。海の波のようにうねる揺れ。
本アプリでは月齢を8つに分けている。新月(0〜2日と27.5日以降)、上弦前(2〜5日)、上弦の半月(5〜10日)、上弦後(10〜12.5日)、満月(12.5〜17日)、下弦前(17〜19.5日)、下弦の半月(19.5〜24日)、下弦後(24〜27.5日)。各区分の日数幅は均等ではないため、件数をそのまま比べると幅の広い区分が多く見える。占有率(新月13.6%、上弦の半月16.9%、満月15.2%、下弦の半月15.2%など)で補正して判断する必要がある。
世界13か所の観測所の値から求める、地球規模の地磁気活動の指標。0から9まで3分の1刻みで表す。Kp5以上が地磁気嵐とされ、NOAAはKp5をG1(小規模)、Kp9をG5(激甚)として5段階に分類している。1932年以降のデータがある。地震との因果関係は確立していない。